頭痛の原因
頭痛を経験した事のある方は多いと思いますが、頭痛がひどくなると頚、肩まわりの硬さが強くなる傾向にあります。目の疲れ、睡眠不足、ストレスなど自律神経の乱れが頭痛につながる事もありますが、首の可動域も原因の一つと考えられます。
なぜ首の可動域と頭痛が関係しているのかというと、首の動きが悪くなると椎骨動脈という頭の中に向かっていく動脈の流れが悪くなる為と考えられます。また、腕に痺れが出てくることもあります。
頭痛の種類
偏頭痛
脈とともに痛みが出る頭痛
- 特徴
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- 拍動性
- 頭の片側が痛む(両側の場合も有)
- 痛みが強くなると眩暈、吐き気がすることもある
- 前兆がある
- 身体を動かすと痛みが強くなる
- 遺伝することもある
群発頭痛
とても強い痛みがある期間同じ時間帯に出現
- 特徴
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- 強烈な痛み
- 1~2時間持続し、決まった時間に発生
- 自律神経症状を伴う
- 男性に多い
緊張型頭痛
肩の強い張りと締め付けられるような痛み
- 特徴
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- 頭を締め付けられるような痛み、圧迫感、重ダルさが続く
- 後頭部周辺の痛み
- 頭、肩の張りと目の痛み
頭痛と頚椎の関係
首は頭の重さを筋肉で支えているため、慢性的な姿勢の悪さや交通事故のような外傷など、外力によって負担がかかりやすい場所です。そして、首に長期間負担がかかると骨の形の変形や骨と骨とのスペースが狭くなるのですが、多くの方はこれを首のゆがみだと考えてしまいがちです。
しかし、実際は首の関節からでる痛みは原因の一部分でしかなく、症状を改善するためにはより身体全体から原因を考えていく必要があります。
第一頚椎と第二頚椎で回旋動作、頭蓋骨と第一頚椎で後ろに倒す時に発生する滑る動作をメインに動くのですが、この2つの動きが悪くなると代償的な運動が発生し、下位頚椎、上位頚椎まで動きが悪くなっていき、悪循環となります。
頚椎の動きが悪くなると、椎骨動脈という頭の中に向かっていく動脈の流れが悪くなり、それも頭痛の原因の1つとも言われています。
また、頚椎の動きが悪くなることによって手に痺れが出てくることがあります!
当院で行う頭痛の施術
当院ではマッサージの他にAKA療法を用いて頭蓋骨(後頭部)~頚椎~胸椎の可動域を改善し、頭痛や顔・肩の痛みに対してのアプローチをしていきます。
不思議と可動域が改善すると頭痛がなくなっていき、頚椎が原因で発生する手の痺れもなくなっていきます。
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