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東日本支部学術集会

 

4月22日に東京の青海で行われた日本超音波骨軟組織学会認定の東日本支部学術集会に参加してきました。今回は早稲田大学大学院スポーツ科学学術院の教授、川上先生の筋膜の意義に関してのお話を基調講演として聞くことが出来ました。

筋膜の走行の仕方であったり、どの部位の筋膜が厚く、どの方向のテンションに強く働いている。また、肉離れや腱断裂は筋膜がどのようにストレスがかかると発生するなど、画像を見ながら普段なかなか聞けないような最新の見解などを聞く事ができました。

特別セミナーとして、感覚神経の講演も聞く事ができました。その中でも興味深いお話だったのが新型腰痛のお話でした。今までの腰痛は腰椎の変形であったり、椎間板が……という視点であったり、脳の問題などが言われてきましたが、新たに注目されているのが骨盤周囲にある神経が障害され、痛みが出てるのではないかと言われているそうです。

確かに患者様の症状を見ていると、その周囲に痛みを訴えている事も多くありますので、今後は筋肉の硬さや関節の動きを改善していくだけでなく神経の滑走を改善していくことも施術のポイントになると思います。

また午後からの教育セミナーでは、手関節~手指のエコーの取り方を学ぶことができました。なかなか観察しにくい靭帯の抽出方法であったり、すぐに患者様にフィードバックしていけるものが多く、これからの施術に生かしていきたいと思います。happy01

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