肩甲骨に効くストレッチ
肩甲骨の辛さは現代病の可能性も?
現代は、スマートフォンやパソコン、SNSが普及している時代で、職場や家にいる時間どのように生活をしていますか?
なかなか腕を大きく上げる動作をすることなど滅多にないのではないでしょうか?肩甲骨周りの筋肉も使わなければ、その機能を徐々に失っていきます。
悪化してくると痛みや不快感、腕のしびれや頭痛などさまざまな症状につながってくることもあります。症状が出ている方は、当院の施術で症状の緩和を促す事ができますが、緩和されても同じ生活をされていては症状が繰り返されるのも目に見えています。
なるべく再発を防ぐため、職場やご自宅で肩甲骨を動かすストレッチの時間を入れてみるのはいかがでしょうか?悪化する前に日々のストレッチで健康な体を手に入れましょう!
肩甲骨の動きが悪いと起きる障害
首痛、首こり、肩こり
- 四十肩
- 腕のしびれ
- 不眠、頭痛
- 自律神経の乱れ
- 呼吸が浅くなることで、腹式呼吸ができなくなり胸式呼吸になる など
生活習慣の改善
なるべく長時間同じ姿勢を続けないようにしましょう。(お仕事や運転中の場合などは、定期的に休憩を入れ少し体を伸ばしましょう。)
筋肉が張ると血液の循環が悪くなるので、お風呂に長めに浸かったり、お休みの日に運動できるととても良いです。
肩甲骨の動きを良くする簡単な体操
◎準備するもの タオル1枚
1肩甲骨を前後に寄せる運動
手を肩幅に伸ばしてタオルを人差し指と親指の間で挟むように持ちます。
そのまま両肩、頭を内側に入れるように手をぐっと前に押し出していきます。
限界まで押し出したら、今度は肘を曲げながら胸を張るイメージでタオルを胸の方まで引き戻します。10回繰り返しましょう。
2肩甲骨を横に動かす運動
タオルを持ったまま、耳の位置と並行になるよう腕を上げます。
タオルを持ったまま、左右に10回横にゆっくり振っていきます。(あまり肩に力が入らないように)
3肩甲骨を前後へ動かす運動
タオルを持った腕を上にあげたまま頭より少し前にもっていきます。
その位置から頭の後ろまで10回ゆっくり繰り返し動かします。
4肩甲骨を縦に寄せる運動
タオルを持った腕を頭の上に戻します。
肘を曲げながらタオルが頭の後ろにいくように動かします。この肘を伸ばしたり曲げたりの動作ををゆっくり10回くりかえし行います。肩になるべく力が入らないように気を付けて行いましょう。
最後に
当院では、施術後このようなストレッチや生活の指導などを行いながら、皆様の生活のバックアップに努めております。一例ですが、日常生活の少しの時間にこのようなストレッチを是非取り入れてみてください。