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股関節可動域からわかる仙腸関節の異常

股関節は体の中心に位置し、上半身と下半身を支える重要な関節です。股関節の可動が正常に機能できているかいないかで、体の使い方に大きな影響を及ぼします。体の使い方によっては、さまざまな部分に異常が出る事がありますので注意が必要です。

 

◎股関節異常は、なぜ起こるのか?

日頃の生活習慣(姿勢、生活の中での癖、過度の負荷など)により、骨盤の動きが正常に動かなくなってくることがあります。その原因としては、仙骨と腸骨を繋ぐ「仙腸関節」の不具合があげられます。仙腸関節は、3mmから5mm程度にしか動かない関節なのでレントゲンなどの画像では異常が確認できません。

しかしこの関節がひっかかり不具合を起こすと骨盤の可動域が悪くなり、体の使い方が変わってくるためその結果、体のさまざまな所に不調が起こります。足首、膝など股関節とは一見関係がないと思われる所も仙腸関節の動きが悪いことから体のバランスが崩れ痛み出す事も考えられます。

 

◎股関節の可動域

次の写真は、当院のスタッフが左の腰から背中に痛みを訴えた時の左股関節の動きです。治療前は股関節の可動域に制限があることがわかります。これは仙腸関節がひっかかり正常に動けていない状態になります。股関節がこれだけ動きが悪くなると日頃の体の使い方や姿勢も変わってくるため、足や腰又は上半身にも影響徐々に現れる可能性があります。治療後可動域が広くなっている様子がわかります。この可動域が正常に近い状態になり、このぐらい股関節が動くようになると体のバランスも整い負荷のかかりにくい体になります。

 

◎AKA療法

右の写真は、AKA療法(関節調整)を3分程度行う前と後の写真です。AKA療法とは仙腸関節の引っ掛かりをとることで股関節の可動を正常化し、体のバランスを元に戻す治療法になります。骨盤を正常化する事で、腰痛改善はもちろん怪我の予防にもなります。気になる方は検査もできますのでお気軽にご相談ください。

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